2019年1月17日 (木)

カシトガリキジラミ幼虫

アラカシの葉裏に、カシトガリキジラミの終齢幼虫がたくさんついていました。
以前、3月中旬に多数の成虫が羽化してくるのを見たことがありますが、すでにこの季節に終齢まで成長しているとは意外でした。

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体長約2.6mm。

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これは別個体。

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大きな終齢幼虫の中に、こんな小さいのが1匹だけいました。体長は0.75mmくらい。以前、5月の中旬に撮った2齢幼虫と、少し色は違いますが大きさや形は同じです。成長が止まっているんでしょうか。

(2019.01.14・明石公園)

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2019年1月16日 (水)

ナガワラジムシの一種・子どもたち

葉の裏を覗いて歩いてもほとんど何も見つからないので、足元の石をひっくり返してみると小さな白い虫がぽつぽつとくっついていました。ナガワラジムシの一種の子どもたちだと思います。もともと成体でも色の薄い種のようですが、幼体は透明感があってなかなか奇麗なものです。

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体長約1.2mm。体内に走る茶色い帯は消化管の中の食物でしょうか。

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顔がぼけていますが、同じくらいの大きさの別個体です。脚は6対ですね。

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脱皮殻をつけたまま歩いていた1.4mmくらいの個体です。

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これは少し体色が出てきています。体長約1.6mm。

(2019.01.14・明石公園)

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2019年1月15日 (火)

アザミウマの一種

ムクノキの樹皮下にいたアザミウマです。
季節の割には気温の高い日だったせいかすぐに歩き始め、数枚撮ってから角度を変えようとファインダーから目を離したのが間違いで、そのまま見失ってしまいました。手近な割れ目にでも潜り込んでしまったのでしょう。
体長は約0.8mmです。以前の記事でSOさんから「Dendrothrips属だろう」と教えていただいたものに大きさも色合いも似ていますが、前胸背板の形などはっきり異なる部分もあり、別種と思われます。

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(2019.01.14・明石公園)

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2019年1月13日 (日)

コガタワムシ科の一種

これはコガタワムシ科 Notommatidae の一種だと思います。体が柔らかそうで、ヒルガタワムシを太短くしたような体型です。

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体長が400µm近い大型種です。

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二股に分かれた短い趾が見えています。

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体がほとんど透明なので咀嚼板もよく見えます。

(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集・2019.01.05撮影)

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2019年1月12日 (土)

繊毛虫の一種

活発に動き回る繊毛虫の一種ですが、これといった特徴が見えず、何の仲間なのか見当がつきません。

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(2018.12.29・明石公園・桜堀にて採集)

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2019年1月11日 (金)

テトラヒメナの一種?(?Tetrahymena sp.)

ゾウミジンコの死骸の内部に多数の繊毛虫が入り込んでいました。すべて同じ種ではなさそうですが、多いのは長さ40µm前後で洋梨型の種です。2018.05.20の記事の2・3枚目も同じ種かも知れません。テトラヒメナ属 Tetrahymena の一種ではないかと思いますが、よく似たグラウコマ属 Glaucoma と言うのもあって、両者の見分け方がよく分かりません。

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例によって、動画の方が全体の形態がよく分かります。



(2018.12.29・明石公園・桜堀にて採集)

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2019年1月10日 (木)

分裂する鞭毛虫の一種

細胞分裂途上の鞭毛虫を見つけました。
見つけた時にはすでに両手で持った餅を左右に引きちぎる途中のような状態で、それぞれの片割れから2本の鞭毛が伸びていました。
見ていると2個の細胞を繋ぐ橋が段々細くなり糸のようになって、最後にはほとんど見えなくなりましたが、どの時点で完全に分離したのかはよく分かりません。ひょっとしたら動画の最後でもまだ繋がっていたのかも知れません。

分裂後の大きさは10µmくらいで、使用したレンズでは細部がよく見えず、名前も分かりません。編集ソフトでコントラストを上げています。

(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集)

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2019年1月 9日 (水)

ハラアシワムシの一種(Gastropus sp.)

ハラアシワムシ属(Gastropus)の一種です。
昨年6月に出したものと比べると体長が半分程度で、また体色も前回のものが大部分濃い緑色をしていたのに対してこれはほぼ無色透明なので別種ではないかと思います。

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これは背面から見たところ。

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こちらは側面で、腹部の後方から短い足が覗いています。。

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これは腹面。足の先の、二股に分かれた趾が見えています。

この属はミドリワムシ属(Ascomorpha)とともにハラアシワムシ科に含まれますが、この科のワムシは被甲が無いか、ごく薄い被甲を持つということです。そのせいだと思いますが、下の動画を見ていても体が非常に柔軟そうに見えます。



(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集)

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2019年1月 8日 (火)

ブルサリア属の一種(Bursaria sp.)

大型の繊毛虫、ブルサリア Bursaria(フクロミズケムシ)の一種です。ちょうど1年前にも同じタイトルで出していますが、その時のものよりやや小型で、形もずんぐりしています。別種なのかもしれません。

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動画です。


(2018.12.11・明石公園・桜堀にて採集)

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2019年1月 7日 (月)

カザグルマケイソウ(Actinoptychus sp.)

これはカザグルマケイソウ Actinoptychus の一種です。

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写真に写っている8個の細胞のうち画面上の4個と右下の1個は殻の上面にピントが合っていますが、残りの3個は奥の方にピントが来ています。これは多分細胞が複数個積み重なって段差が出来ているのためではないかと思います。

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円筒を輪切りにしたような形の細胞の蓋と底に当たる面は放射状に区分けされていて、凸部と凹部が交互に並んでいます。これは凸部にピントを合わせているのですが、左の細胞はかなり、右の細胞も少し傾いていてぼやけた部分があります。また凸部の外縁部に把手のような、あるいは紐を通す輪のような突起が見えます。

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これは凹部の殻面にピントを合わせたもの。凸部の殻の下の葉緑体が見えています。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)


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2019年1月 6日 (日)

ワムシを呑み込むディレプタス属の一種

これはディレプタス属 Dileptus の一種だと思います。細胞の前端部が象の鼻のように長く伸びた大型の繊毛虫ですが、今回見つけたものは特に大きく、体を伸ばすと1mmほどにもなります。

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ここで動画を1本。

撮影中に水分が蒸発して少なくなり、カバーガラスに押えられてかなり扁平になっています。

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細胞の前端部です。よく動く象の鼻のような部分(proboscis)の基部に細胞口が開いています。

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こちらが後端部。珪藻を食べたようです。

しばらく撮影を続けていましたが、ちょっと目を離している間にこんなことになっていました。

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一緒に入ってきていたハネウデワムシにかぶりついています。

慌てて1枚撮ってから動画に切り替えました。

あれよあれよと言う間に呑み込まれてしまいました。まるでウワバミです。

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こんな大きな獲物を消化できるんでしょうか。

(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集)

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繊毛虫の一種

くるくる回っていた小型の繊毛虫です。細胞の周囲に繊毛環が2列あるように見えます。遊泳性のツリガネムシの仲間かも知れません。

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(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集)

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2019年1月 5日 (土)

ハオリワムシの一種 (Euchlanis sp.)

ハオリワムシ属 Euchlanis のワムシは以前にも出していますが、それに比べると被甲の形がかなり幅広く、多分別種だと思います。

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動画です。

(2018.12.27・明石公園 桜堀にて採集)

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2019年1月 4日 (金)

渦鞭毛藻の一種(Cochlodinium sp.)

海で採集した渦鞭毛藻類の一種です。
コクロディニウム属 Cochlodinium ではないかと思いますが、細胞表面を走る縦溝・横溝の配置が写真では不明瞭で、確実ではありません。

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写真では鞭毛も見えませんが、次の動画で横鞭毛の運動がどうにか確認できます。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2019年1月 3日 (木)

ウズムシの一種?

これはウズムシの一種だと思いますが、はっきりしません。シャーレの底を滑るように、かなりの速さで移動していましたが、カバーガラスの下に閉じ込めるとあまり動かなくなってしまいました。
体表の繊毛の動きが波のように見えます。

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動画です。


(2018.12.27・西舞子海岸にて採集。)

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2019年1月 2日 (水)

カイアシ類の一種

近所の海で採集したカイアシ類 Copepoda の一種です。カラヌス目(ヒゲナガケンミジンコ目)だと思いますが、それから先はさっぱり分かりません。

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付属肢の先が羽毛のように枝分かれして、その上赤いので非常に目立ちます。

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動画です。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2019年1月 1日 (火)

クリマコスフェニアの一種(Climacosphenia sp.)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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初日の出のつもりで選んだのですが、ちょっと無理がありますか?
これはネット採集で入ってきたものですが本来付着性の珪藻で、クリマコスフェニア属Climacospheniaの一種だと思います。下田海洋プランクトン図鑑というサイトにC. moniligeraという種の生体画像が出ていて、よく似ています。

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シャーレの水中で漂っているのを見ると八重の花のような立体的な群体なのですが、カバーガラスで押さえつけると全く重ならずに綺麗に拡がってくれました。

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見たところ平面的ですが細胞にはかなり厚みもあるようで、全面にピントを合わせることが出来ません。これは11枚使った深度合成です。

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中心部を拡大すると、細胞を繋いでいる寒天質の柄が見えます。また別種の小型の珪藻がこの部分に集まっているようです。

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多数の茶色い粒は葉緑体です。

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殻面にピントを合わせると細かな模様が見えてきます。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2018年12月31日 (月)

ヨコエビの一種

海産のヨコエビ類は以前にも2度ばかり出しています(2010.07.212012.03.12)。
科も属もさっぱり分かりませんが、色の綺麗な種が多く、採集物の中に見つけると撮影しています。虫の好きな人間には、節足動物はどれも面白いですね。

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赤い外殻の中に緑色の腸管が見えます。藻類を食べているんでしょうかね。

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これは第3~第7胸肢だと思います。

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先端には鋭い鈎爪が。これで海藻などにしがみついているんでしょう。

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こういう複眼があると昆虫っぽく見えます。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2018年12月28日 (金)

ゾウミジンコ・他

いつもの公園の池の水をネットで濾すとゾウミジンコが一杯。

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動画にはオナガミジンコや(普通の)ミジンコも出てきます。


元気に泳ぎ回っていますが、ほとんどどの個体も体に沢山のツリガネムシをくっつけています。

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これは腹面から見ていますが、体の側面にも口の前にも一杯着いています。

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一緒に採れたオナガミジンコにも。
もうちょっとアップの写真はこちらこちらをご覧ください。

(2018.12.11・明石公園 剛の池にて採集)


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2018年12月26日 (水)

子持ちのフクロワムシ(Asplanchna sp.)

フクロワムシ属の一種(Asplanchna sp.)で、多分こちらと同じ種だと思います。お腹の中ですでに子どもが動き回っていて、赤い眼点や繊毛を盛んに動かしているのまでよく見えます。

(2018.12.11・明石公園 剛の池にて採集)

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